猫舌
【我輩は猫舌である】
有名な一節のパクリから入ったが
今回のテーマは『猫舌』だ。
個人的にキャッツアイ的に
キャッツタンと呼んでいる。
格好良さに欠けるからか、一向に浸透しない。
また告白のことを「告る」でなく
「白る(はくる)」と言ったりもするが
こちらも同じく全く浸透しない。
おそらく語呂が悪いからだろう。
話は戻って
猫舌すぎるあまり、麺類を食べるときの癖で
冷やし中華をフーフーしながら
冷まして食べている自分にふと
気付く時さえある。
冷やし中華のネーミングからも
一発で分かる概念をも無視するほど
冷ますことが習慣に
染みついていることが伺える。
そんな猫舌について最近
衝撃の新事実を知った。
舌の温度感覚に個人差はなく
使い方の問題らしい。
ガーン
ガーン
ガーン
三回は頭で鐘が鳴り響いた
これまでの人生において
『猫舌だからすぐ食べれないんだよね』と
何度言ったことだろうか、、
正確には
『猫舌、あ、いやそんなものは
ただの言い訳でして
我輩舌の使い方心得てないんです』だ。
訂正せねばならない。
このように舌先を上手い具合に
隠して食べると良いらしい。
生まれた頃は、皆猫舌だが
熱い物を食べる習慣などから
学習して、舌の使い方を覚えていくという。
自己防衛本能を育て上げられなかった
自分を悔やむ。
私は猫舌な上に、知覚過敏ぎみなので
ぬるいものしか食べれないと思っていたが、
克服できればアツアツを食せる
可能性があるのでぜひ改善したいと思う
ところで、
本当の猫の舌は犬と違って
ザラザラしているが、それは何故か
骨についた肉を削ぎ落として食べるためであったり、突起に水が引っかかる事で水を飲んだり、毛づくろいのブラシ代わりになるそうだ。
なんだか同じ猫舌なのにとても便利だ。
私もそんな機能が欲しかった
進化するしかないのか
しかしさすがに毛づくろいの用途は
持て余しそうである上、
現在特に不自由なく水も飲める
骨にがっつくこともそうない。
やはり進化するのはやめて
そのまま改善してくこととする。
猫舌の皆さんに幸あれ
アディオス!
以上