さかいの日常

わりとどうでもよい内容を書き綴ります

一狩りいこうぜ その1



人類は古来より狩猟、採集の生活をしてきた。後に農作による食料生産が出現した。

だが今日において、我々が自ら食料を狩猟する機会はあまりない。
人間本来の力を呼び起こすため、
狩猟(採集)に挑むべき時だと感じ
私は友人と狩りに出かけた。


今回の獲物は”苺”だ。

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まず獲物を栽培している農園へ向かった。

目的の農園に着くと
さっそく自然界の洗礼を受けた。

【本日の苺狩りは終了しました】
との文字が…

「何っ!?しゅ、終了しただと?
まだ開始から2時間弱だぞ?
この辺りにはライバルが多いのか、
次へ行くしかない!」

(私の寝坊により予定より到着遅れたことが原因だろう。大変申し訳ない)


さっそく第二候補の農園へと向かう。

私たちは目を疑った…


【本日の苺狩りは終了しました】

「な、なんだ、と??
この辺りには、猛者が多すぎるぞ、、」
自然界の厳しさをひしひしと感じた
思い通りにはいかないのだ。

しかし落ち込む暇もなく
さっそく付近の農園をネットで探し出す。

獲物を捕らえるには瞬時の判断力が必要なのだ。

その判断力を起床時間に活かしてほしかったところなのだが。

そして、ここで同じミスがあってはならない。電話で確認だ。

私は非常に電話コミュ障なのだが、
獲物をハントできるかできないかの
瀬戸際ではそんな事は言ってられない。

普段の私とは思えないスピードで
電話を掛けていた。グッジョブ私。

私「そちらに今から苺狩りでお伺いしたいんですけども、まだやってらっしゃいますか?」
 
緊張の一瞬…
ミリオネアでの、みのさんの
ためくらいの緊張感が張り詰める。

農家さん『はい大丈夫ですよ〜。
場所分かります?』

か、神が現れた。
3度目の正直といったところか
苺の神様が味方してくれたようだ。

ありがとう苺神よ。

切り替え、さっそく農園へ向かう。

料金を支払い、
我々のハントがついに始まる、、、

次へ続く