さかいの日常

わりとどうでもよい内容を書き綴ります

愉快なお客様

接客業をしていると、様々なお客様と出会う。

今回は私が今日出会った愉快な

お客様に焦点を当てたいと思う

 

今回は、若いカップルである

男性はいわゆるオラオラ系
女性はギャル系であった

 

この情報だけだと警戒する方がいるかもしれないが、そんなことはないので見てほしい

 

以下のような会話がレジ打ちしながら繰り広げられていた。

男性「お前髪やべーよ、明るすぎじゃね?

何かみどりんなっちゃってんじゃん

明るすぎだろ〜ここの蛍光灯より明るいわ」


女性「あはははー」

 

確かに女性は30回くらいブリーチしたのかな?という明るさな上、やや緑っぽい髪色であった。

そして比較されていたうちの蛍光灯もなかなかに明るいので納得だ

そしてサハラ砂漠並みにパッサパサであった。

「こいつ色やばいですよね?」
会話を振られた。

こういった場合、無視もできないので、相手の気を悪くしないベストな回答は

笑顔だ。言葉はいらない。

実際彼らのやりとりが面白かったので笑っていた。

 

さらに会話は続く

女性「小銭取れない〜取って〜笑」

男性「お前そんな爪なげーからだよ
いつもどうしてんだよ笑」


(文句を言いつつも彼女の財布を受け取り小銭を探し出す男性)

女性「頑張って取ってる!
でも後ろの人くると焦るんだよね〜」

たしかに女性の爪は、確実に生活に支障をきたすであろうレベルで長かった。
もはや武器にもなりうるだろう。

さらにストーンなどで装飾されていたので、男性の疑問にも納得だ。

「やばくないっすか?」

再び会話を振られた。

酒「き、きらびやがでいいと思いますよ〜」


男性「なんだよお姉さんも同意しちゃったよ!笑」

女性は笑っていた。

 

いつもこのように仲睦まじい様子なのだろうかなんて考えてながら
私は、まるで孫を見守るおばあちゃん眼差しで彼らを見送った。

大概のカップルは
お金の出し合い譲り合い等でなかなか苛立たせてくれるのだが、こんなに参加型で笑わせてくるカップルのお客様は初めてだった。


楽しいひとときにお礼を言いたい。

 

そして“見た目で人を判断してはいけない”ということを再確認した。

会話を交わすことなければ
失礼ながら私は二人の容姿だけで
彼らを誤解していたかもしれない。

 

女性のレジ並んだ際の

後ろの人への気遣い

男性の文句を言いつつも、手伝う優しさや、初対面の従業員に絡むコミュニケーション能力。

彼らは良識ある素晴らしい若者であった。

どの目線からやねん

 

二人の幸せを願いながら
今回は終わりとする。

 

お客様シリーズは今後もまた展開していきたいと思う。 


以上